あなたの言葉につつまれて・・・ ~いつもそばにはあなたがいた~
私は仕事を終えて、
いつものように裏口から出た。


帰り道にある公園を通ると、
私より1時間早く上がったはずの
真希がベンチに座り泣いていた。



「真希? どーしたの!?」


私は真希の元へ駆け寄った。


「ううん。 何でもないよ。」


「何でもないことないでしょ。」





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