りんごあめみたいな
りんごあめ

次の日。


穏やかな朝に、あたしは目を覚ました。

ふとんから出て、洗面所へ向かう。


顔を洗って、ふと見た自分の顔。

目が腫れていて、二重だった目は一重になっていた。


今日は学校休みでよかった。


明日には学校も始まるけど、たぶん腫れもすこしは良くなる。



こんな、顔で中島を見れない。






昨日はかなり大胆な告白をした。




思い出しては、顔が熱くなる。







キス―・・・するなんて。


自分でも考えてなかった。



告白だってしないつもりだったんだから。



< 25 / 51 >

この作品をシェア

pagetop