りんごあめみたいな
なんだかそのままあたしの気分は恋する乙女だった。


授業中中島の横顔をノートの横に落書きしたり。
中島の寝顔を見てくすくす笑ったり。


普通に中島もあたしも普通にお互い好きだったら普通にこんな幸せがあるはずなのに。




付き合いたてなのに倦怠期が来たみたいな関係になっちゃってさ。





今のあたしには胸張って『中島泰斗の彼女です!!』なんて言ったりできないもん。





なんだかまた気持ちがマイナスな方向に。



< 47 / 51 >

この作品をシェア

pagetop