パーフェクトな彼氏彼女



「彼女がHusHだとバレるかも知れねぇぞ?」





あ、そっか…。



HusHだって隠してる以上は、バレる可能性だってある。



意図はなくても、ちょっとした拍子とかに。





「お前はもうトップに近い存在だからな、これから着けられるぞ?」


「………。」


「まぁ、この2枚が別々の女の写真じゃなくてよかったな!!同じ女だったら、一途だというイメージが付く!!」





俺にはレンちゃん以外はいないのに、そんなことを言うジンさん。



てか、ジンさん、能天気だな…。





「とりあえず、レンちゃんに気をつけるよう言っておけ。多分、社長が言ってるだろうけどな。」


「分かった。」





その日の仕事は久しぶりということもあり、調子がよかった。



だけど、週刊誌を見てびっくり。








< 304 / 481 >

この作品をシェア

pagetop