パーフェクトな彼氏彼女
その顔に引き寄せられ、おでこにキスをする。
顔を近づけた時には閉じていたくりっくりの瞳が、顔を離す時には開いている。
「起こしちゃった…?」
「ううん、大丈夫…。お風呂沸いてるよ。入る?」
「うん…。あ、一緒に入る?」
「…いいよ。」
え!?
冗談で言ったつもりだったのに…。
レンに気使わせてんのかな…。
「嘘。先に俺入っていい?それでレンもお風呂に入った後、俺の話聞いてくれる?」
「…分かった!!」