パーフェクトな彼氏彼女



「はい、コーヒー出来たよ~。」


「ありがとう。」


「「………。」」





しばし沈黙。



え、あたしから聞いた方がいいの!?



そう思ったとき、遥が口を開いた。





「あの、さっき言ってた話なんだけど…。」


「うん。」


「あ、その前に…勝手に家来てごめんね?」


「それは全然いいよ!!」


「で、その…。あの…。」


「落ち着いて?…もし話したくないんだったら、無理に話さなくてもいいよ?」







< 431 / 481 >

この作品をシェア

pagetop