パーフェクトな彼氏彼女
「そうじゃなくって!!何で今になって帰って来たかって言ってんだよ!!今までどこに言ってたわけ!?ちゃんと説明しろよ!!親父も黙ってんじゃねぇよ!!」
ヘラヘラしている兄貴はムカつくし、黙ったままの親父もムカつく。
「遥っ!!暴力はダメだよ?」
あ…。
レンに注意されて気付いた。
いつの間にか、俺は兄貴の胸倉を掴んでいた。
「うん…分かってる。ごめん、レン。」
「よし、分かればよろしい!!」
やっぱりレンには敵わないなぁ~…。
レンの笑顔を見たら、ムカつきが若干治まった…。