キスに恋して…2
「あの…」


「はい」


振り向くと、なんとなく見覚えがある女の子だった


「私、楓先輩と同じ高校で1つ下の須藤仁美(スドウヒトミ)と言います」


「あ…そうなんだ…」


「先輩…工藤さんと付き合ってるんですか?」


「え?」


付き合ってはないけど…


私にもわからない


「いつも一緒にいるから気になって…」


私はその時、付き合ってないと言うと、その子に笑われるんじゃないかと思った





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