キスに恋して…2
時計は夜中を過ぎた


「私、帰ります」


「じゃ、俺も」


また、いつものように同じタクシーに乗る


この人は私をどう思ってるの?


「また電話するよ」


「はい」


そう言ってタクシーを降りた


最低でも2週間に一度、激しい時は毎週飲みに行き始めた私


お酒の強いお父さんの血筋で酔い潰れる事はなかった





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