キスに恋して…2
私は…私の身体は…直哉が愛した身体なの


まだ、直哉に愛された身体でいたい


気安く触らないで…


「私…帰ります」


ジャグジーから出ようとする手を離さない工藤さん


「今更何を言ってんの?ヤルつもりだったんじゃないの?」


パシッ


「私は軽い女じゃありません!もう連絡してこないでください!」


工藤さんの頬を叩き、そう言って、私は更衣室に向かった


サッサと着替えて外に出た





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