キスに恋して…2
「そっちから国道を通って高速道路に行く前の道、少し広い駐車場があるだろ?あそこはどう?」


「あそこはうちから20分くらいですよ?平井さんはそこまでだと、一時間以上もかかるので悪いです…」


「俺、休みだし、気にすんなよ」


「はい…」


私は彼のペースにハメられてしまった


口調を変えたり、近くまで来たりして、優しくするのが獣の手なんだ


そう思いながら、電話を切って、ドキドキしていた自分に気付いた






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