キスに恋して…2
「敏、ありがとね」


「ん?何が?」


「ココ、凄く綺麗」


「喜んでくれたんなら俺も嬉しいよ」


そう言って髪を撫でた


「でも、あまり遅くなるとヤバイだろ?そろそろ帰るぞ」


「うん…」


ココから雪もあるし、きっと路面も凍ってる


帰り着くのに時間が凄くかかるだろう


車に乗り、エンジンをかけた


「夜、メシ食って帰るか?」


「うん。そうだね」


敏之は暗くなりつつある道を慎重に運転してくれた






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