キスに恋して…2
「ありがとね」


「楓に会いたかったから」


敏之は私の頭を撫でて帰って行った


リビングに戻り、ケーキの箱を開けた


生クリームの上に色んなフルーツが飾られたケーキ


ハート型のチョコレートの板にメッセージ


『メリークリスマス』


私はそのチョコレートの板を手に取り、何気なく裏を見た






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