キスに恋して…2
待ち合わせ場所に早く着いた私は1人で車の中で待っていた


敏之の車が猛スピードでやって来る


私は敏之の車に乗った


「あの…わざわざごめ…」


言い終わらないのにキス


優しいキスだった


「会いたかった」


言葉と同時に抱き締められた


「私も…」


敏之の背中に回した手に、ギュッと力を入れた


「夜の海でも見に行くか?」


「うん」


近くの海岸線を走り、少し広い駐車スペースに車を停めた






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