キスに恋して…2
「たくさんあるけど迷っちゃって、全部買って来た」


「そっか…サンキュー」


敏之は紙袋からチョコレートを出した


その時に私の目に入ったモノ…


大きな赤いお弁当箱?


「何それ…?」


「あ…これ…?同じ会社の子の手作りの弁当…」


「は?バレンタインデーに?」


「ドアノブにコレとケンタッキーがかけられてた」


「え?部屋知ってんの?」


ってか何で嬉しそうに私に話してんの?






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