キスに恋して…2
「あ!!マジで?」


慌てる松田さん


「どうしたんですか?」


「あ…いや、携帯バッテリー切れ…アドレスとか番号、メモしていい?」


「はい」


私はバックからボールペンを取り出し、松田さんに渡した


「ありがとう」


松田さんはニコッと微笑みタバコの箱に私のアドレスや番号を写し始めた


一文字ずつ、書く松田さんの指を私は見つめていた






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