キスに恋して…2
「じゃ、車まで送ろうか?」


「はい…」


いつも私が帰りの運転だった


飲酒運転はしてはいけないので、千絵と飲む時はジュースだ


だから言い寄って来る男達を冷静な判断で見れていたのかもしれない


「楓ちゃん、お酒飲んでないの?」


「運転なので…」


「えらいね」


「いえ…」


駐車場まで普通に話す


優しい口調の男性は初めてだったので、私は少しずつ松田さんに惹かれていった





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