キスに恋して…2
私は良平を見た


目を開けて笑いを堪えている


「何してんの?」


良平は私にコートを着せて頭を撫でてくれた


「バイトの帰りにタバコ吸ってただけ!お前が見えたからわざと驚かせたんだ!昔のお返し…忘れた?」


「バカ!覚えてるよ…私がブランコに酔ったフリした時のでしょ?心配したんだからね」


「ワリイ…」


そんな昔のこと覚えてるんだ…






< 339 / 446 >

この作品をシェア

pagetop