キスに恋して…2
「お母さん何て?」


「ケチャップ頼まれてたんだけど、買い置きあったからって」


「そうか…」


「良平、きつそうだね…」


「まあな…」


「自転車貸してあげるから乗って帰っていいよ」


「ああ…サンキューな」


「そこまでして、麻衣ちゃんに?」


「ああ…あいつの兄貴に遊びだと思われたらブッ殺されるからな(笑)」


「笑い事じゃないよ…」


「心配?」


良平は私の顔を覗き込む





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