キスに恋して…2
直哉には悪いけど、今だけ良平とこうしていたい


良平が私の頬に軽くキスをした


「帰るか…」


そう言って良平のぬくもりが離れていった


良平にキスされた頬が熱い


どうして?


私の自転車を押しながら入り口へ向かう良平と並び、その事ばかりが頭を巡る


家への道のりを良平と歩くのは何ヵ月振りだろう






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