キスに恋して…2
「おい!」


「はい!」


後ろから呼ばれた


「何やってんだ?風邪ひくぞ!」


「良平こそ…」


「冬でも太陽は暖かいからな」


良平は屋上の壁にもたれかかった状態でそう言った


「そうだね」


「俺、授業サボって寝るけど、お前は?」


「私もサボる…」


「そっか…」


「ココいていい?」


「ダメだ!」


「どうして?」


「俺、寝るから」





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