キスに恋して…2
学校では良平の首に目がいくし、放課後は麻衣ちゃんと一緒に帰る良平の姿が見えて、嫉妬した気分になる


こうして誕生日が近付いてきた


朝、公園でいつものように直哉の姿を見つける


「おはよう」


「おはよう…」


「なんだよ!18歳おめでとう」


「うん…ありがとう」


そそくさと急ぐ私の足


「何?今日当番?」


「違うよ…」


「歩くの早くね?」


「あ〜ちょっと早く行きたかっただけ…」


私は歩くペースを落とした





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