キスに恋して…2
「捨てちゃってもいいよ?」


そう言いながら受け取った


どうせワンピースの説明の紙だろう…


手にして驚いた


それは紛れもなく私宛のメッセージカード


『18歳の誕生日おめでとう

恥ずかしいから友達二人に頼りました…

来年も一緒にいような


大好きだよ   直哉 』


「あ…ごめん…ありがとう」


「いや…ごめんな…欲しいモノがわからなくて、あいつらに聞いたんだ」


「高いの平気だったの?」


「実は…夜だけコンビニでバイトした」


「本当に?」


直哉が私の為に?







< 378 / 446 >

この作品をシェア

pagetop