キスに恋して…2
ある一室に入ると男が1人座っていた


「森下さん、座って」


そう言う先輩に急いで答えた


「はい」


それから先輩は私に目の前に座る1人の男を紹介した


「彼、工藤康弘(クドウヤスヒロ)」


「こっちは後輩の森下さん」


先輩はさっさと私達の紹介を済ませた


「じゃ…私、用事あるから」


え?今日は何の日?


合コンでしょおぉ〜?


「先輩〜?」


先輩はニコッと笑って出て行ってしまった


1人取り残されてしまった





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