キスに恋して…2
辺りは薄暗く、カラオケを歌う人やグループで飲む人達がいて、わりと評判の良さそうな場所だった


「いらっしゃい」


その声にドキッとした


私はまさかと思いながらその声の主の顔を見た


「先輩!?」


「いらっしゃい」


もう一度そう言う先輩


「先輩〜どうしたんですか?」


先輩の差し出すおしぼりを受け取り、緊張する


「私、夜はココでバイトしてるの。オーナーが私の彼氏だから」


「ええ!?」


私は驚いてばかりだった


先輩…始めっから話してくれてたらいいのに






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