キスに恋して…2
私は小声で亜矢に聞いた


「ね、亜矢はどう思う?」


「え〜やっぱりオジサンだよね」


工藤さんが必死にカクテルを作っているのに、私達は悪口を言っていた


「見かけは若いんだけどね」


「だって、9個も上だよ?あの人が高校生の時って私達、大きなランドセル背負った小学1年生位だよ?」


亜矢はどうしても年齢差が気になっていたようだった


「きっと世代が違うから、話とか合わないと思うよ。それに29歳で彼女いないんでしょ?何かワケありっぽいし」


「ん〜私は好きになれば、年齢は気にならないかな」


「なんで?じゃ、楓、あの人と付き合うつもり?」






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