美女で野獣
「で?その子とはどうゆうつながりなんだ?」
「前にも1度、助けたことがあったんだっちゃ。」


「藤城 紗亜夜ね?」
「なんで知ってるっちゃ??」

「これにのってるからよ」
ぺら


ガタッ

「こんなもの作るなら、なぜ実行しないんだ?
教師はなんて無能なんだ??人一人助けられないのか??」

孝太郎の見たことない顔、声―


「教育をする立場の人間がなぜそんなこともできない?!」

「おちつけ、孝太郎。」
「わり」
隼人が暴走する孝太郎を止める


なんて顔するんだ…
背筋がゾクゾクしてとまらない
あんな目…

人間の目じゃなかった

それほど、深刻なんだ。


「しっぽ、つかまえてやろーじゃん」





とは言ったものの…

じゅー
隼人ののむ苺ミルクジュースの匂いが鼻をつつく

「みつかんねーなー」
「当たり前だっちゃ」

「ひどいことしてるんだっちゃよ。人にばれたらヤバいっちゃ」


「いじめてた子たちは全面拒否してるしな…本人が言ってくれなきゃ」


「さぁやか…?あんまりこたえてはくれないとおもうっちゃ」
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