美女で野獣
「なんで学校くんの?まぢキモいんですけどー?」
「きえちゃえばいいぢゃーんキャハハ」

なんてことを…


集団の中から2・3人がでてきて紗亜夜の制服をはさみでべりべりに破き、リボンを便器の中に流した

「きめーんだよ!おめーには存在価値なんかねーんだよカスが!」


「きゃぁっ」
そのコトバを合図に、一斉に紗亜夜に襲い掛かる集団


存在価値がない…?
ふっざけんじゃねえ…


「ちょっとちょっとー!」
もう我慢できねー

「き…紀奈様?!」
「そんなの関係ねーよ、とっととしめろ」

女子集団のリーダーっぽいヤツがなんかほざいてっけど…

ぱき…ぽき
指がぱきぱきなるのっておもしろ…ってそんなことはどおーでもよくて!!

「とっとと来いよ
あ゛??誰から来る??」
血が騒いでるぜ
ケケケケ―

「き…な様?」
紗亜夜さんがぼーっと薄目で私を見つめる
まっててね、紗亜夜さん

「ウラァアー!」
っつ…集団って結構強いんじゃね??


でも
負けないよ
1っ発くらわせろャ

「誰が存在価値がないって?
誰がカスだって?

ふざけたこと言ってんじゃねーよ!!
1人にこんなに大勢でたかってるぉめーらのほうがよっぽど弱っちーじゃねーか!」


紀奈パンチ!炸裂だぁ!!!
いつもよりムカつくから強めにお仕置きしちゃうんだから!!


「誰に紗亜夜をけなす資格がある?ハァ…ハァ…っ」
息が…っ

「あんたらは紗亜夜より偉いのか?すごいのか?」
ふ…


「人の上に人をつくらずなんだバッキャロー!!!!!」

ドゴッ


―どさっ

全員しめ終わりました★


「う゛…」
くらくらする―――

「紀奈さまぁああーっ!!」

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