涙の思い出
プロローグ
俺の名前は渡辺優貴。
今日、高校入学式なんだ。
だから、友達の西航聖と待ち合わせをしている。
でも…
待ち合わせ時間に30分もたっているのに航聖は現れない…。
しかなく俺は航聖の家に行くことにした。
メールしようとおもったけど…
あいつ朝はメールを見ないんだ。
ほんと迷惑な奴。
と思い、歩き出そうとした瞬間
何かがすごい勢いでぶつかってきた。
「いってェ…」
「ご、ごめんなさい!」
「大丈夫だよ…。」
と言ったものの。
足を挫いて立てなくなっていた…
無理矢理立とうとしても
たてなかった。
「もしかして…あたし怪我させちゃいましたか!?」
「いや…これは中学の時に部活で怪我したやつだから大丈夫だよ。心配しないで。」
俺は、足の痛みをこらえて立ち上がった