向日葵のうた
自分で言うものなのだろうか…?




「宇佐美先生、向日葵顔真っ赤だよ」




拓海が呆れたような顔で言った。





顔真っ赤…?




恥ずかしい、




顔真っ赤なんだぁ…





「俺の向日葵を誘惑しないでくださいよ…」




小さい声ではあったが確かに聞こえた。






拓海…





聞こえなかった事にしよう。






「あははは、ごめんな?拓海。」






「じゃ、練習開始って言いたい所なんだが…今日はミーティングだけやったら終わりでいーや」




宇佐美先生はそう言った。
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