=凪=【〜もうひとつの物語り】

止めようと手を伸ばしたラジオからはあの時、彼女のために作ったMDのラストを飾った曲が流れた……


『〜〜〜Carolが〜〜〜♪』



思い出を打ち消すかのようにラジオを切り、尾沼の待つ赤と緑に彩られた街へ向かった。

      おわり

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