イジワルな唇_secretkiss_
ウグッ
バッと前に向き直ると同時に先生が教室に入ってきた。
『静かにーっ!今日から新しい未来への幕開け何だから、シャキッと行くぞー』
無邪気な笑顔を浮かべて元気いっぱいに黒板に名前を書いていく。
人気でそうだなー…
カツッ…カツッ
『嵐山泰造、26歳。よろしくな、何でも相談のっからいつでも頼れよー』
そんなことから時間はどんどん進んでいった――…
「ねぇ心愛。部活の見学行こーよ」
あたしの机に膝をつけながらニコニコと口を開く。
そっかー…部活もあるんだった。
「うんっ」