イジワルな唇_secretkiss_
キュッ・・
1・・2,3,4,5…!
「いったん休憩にしよ・・・」
時計に目をやりながら汗を拭う。
まだあと少し出来るかな?
紗江達とも約束しちゃったし…。
そんな時、扉がゆっくりと開いた。
「え・・・・」
『あれ?一年の子やよね?』
「あ、は、はい」
確か…この先輩、男子剣道部の部長だよね?
そよな先輩が好きな人…………。
『頑張ってんね、みんなもうかえってんのに。偉いわぁ・・』
「ありがとうございます…えと」
そう言ってどんな名前のか考える。
なんていうんだっけ?
そういえばこの先輩大阪から越してきたんだよね・・・?
うーん……。