イジワルな唇_secretkiss_
「心愛、大丈夫?顔真っ赤だけど。」
「う、ん・・・何とか。」
手で顔を仰ぎながら雇い隠す。
「そういえば香陽は・・?」
「走りに行ったー・・・って!うわ!!」
「つぅかぁれたーっ!私・・・死んじゃう・・」
そういってだるそうに美穂に寄りかかりながらいる香陽。
「香陽くん…離れろぃ!暑いやないか!」
「何で関西弁…。」
「だって、暑いんだもん☆」
てへっと舌を出す美穂。
「何それ、……」
そういいかけて口を閉ざした。
だって______・・・・・・。
「何だあれ。ていうか…あいつって」
美穂はそういうと口角を歪ませた。
「くっ、ぷっ。あははははっ!」
どっとその笑い声を合図に笑いが起こる。