NOEL(ノエル)
「僕たちも一緒に連れて行っては貰えませんか?
何かの助けになれるかもしれないし・・・
相手が研修先の方なら尚更です。
力になりたい。」
「え、君何言ってるの?!
危険だからね。何が起こってるかは分からないけど、ガイの様子からして、かなり危険だと思うよ。
駄目だよそんなの。ムリムリ。」
ユーロは大げさに首を横に振る。
「でもさ、今ユーロに何かあったら、僕たちもOUTなんだよね? だったら・・・」
「だったら一緒に行って、みんなで危険を回避した方が得策だと思います。
幸い私達全員Airカーのライセンスはスクールで取得していますし、格闘技の心得も少なからずあります。
ユーロさんが心配なさる程、私達ヤワじゃありません。
それほどの足手まといにはならないと思いますけど?」
畳み掛けるようにミルクがそう続けると、