NOEL(ノエル)

(すげ。
やっぱ思った通りだ。
こっちのネットワークの方がVINOより数倍発達してる。

これなら思ったより早く目的達成できるかもな・・・)

「あのさ、ユーロ」

言いながらビルが振り返ると、ユーロは満面の笑みを浮かべながらビルの肩を掴む。

「分かってる。
分かってるさビル。
君は大いなる野望を持ってここへ来たんだろう?!」

ユーロの目はキラキラと輝く。

「え・・・あ、そ、そう。
分かっちゃった?!」

「分かるさ~!
このNANO CITYについにエミリア帝国が出現するんだよなぁ~!」

(ち、ちょっと違うけど・・・。)

「あ、 さすがユーロ!察しがいいね!!」

「だろ、だろ~?」
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