幕末咲乱華
島田「多分、小野川部屋の角力取じゃね−かな?この辺じゃ、そこしか無かった気がしたが…」


永倉「なる程。確か、その部屋の親方は……【小野川 秀五郎(おのがわ ひでごろう)】と言ったな?」


島田「良く知っているな!その方は名力士で名高い人なんだょ!」



ふぅん…と耳を傾けていると、



芹沢「華。先程、沖田の身を守るため角力取を斬った様だが…どうだった?」



気にしていた事を言われ、俯いた。



?「なになになに?!華ちゃん、斬っちゃったの?!!」



突然、顔は知っているが後は何も知らない同い年位の男に話掛けられた。



芹沢「お前は黙ってろ!!華に聴いているんだ!」


?「……すみませェん。」



?は脅しみたいに怒られて拗ねた。
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