幕末咲乱華
芹沢との話を終えると、?は華に話し掛けて来た。



?「何か芹沢先生との会話を邪魔しちゃってゴメンね?許してちょん★」


華「……ちょん?」


?「ってかさあ、自己紹介してなかったよね?僕【野口 健司(のぐち けんじ】って言うんだ!!……ずっと華ちゃんと話してみたいなぁって思っていたんだッ♪」


華「え…?」



意味深な事を言われ、ボッと顔が火照ったのが分かった。



?「なぁに顔、赤くしちゃってんの−?か−わ−い−い−−★」


華「じょ、冗談止めて下さいょ!!」


野口「分かった♪」


華「分かった♪…ってヲいヲい。」


野口「でね、僕等って結構、年が近い感じがするじゃんか?仲良くしたかったんだぁ!!ちなみに20です★」


華「げっ!!上だし!!しかも2歳も!!」


野口「ふふふ♪まぁ、宜しくね−?」


華「よ…宜しくです……」



沖田と少し似ている感じがするが、また違った個性でフレンドリーで…。野口のそんな性格のお陰で、暗かった気持ちが明るくなった気がした。
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