幕末咲乱華
山崎「まあ、俺の勘やけどな!ほんで佐々木は、こんなに思ってくれる仲間が出来て、嬉しいんちゃうか?
……今回ん事は、俺の責任や。お前は何も悪うない。」



その山崎の言葉を聴いた瞬間、バッと顔を上げた。



華「そ、それは違います!!……俺がこの時代の治安を甘く見ていたんです。だから…だから・・…。」


山崎「もうええ。
…そんなに泣いとると、佐々木は困るんやろなぁ〜…?何か食おうや!!」



そういうと、チラッと華を見て、今度はデコピンをしてスタスタと元来た廊下を歩いて行った。



華「…そうだよね。愛次郎くん、困っちゃうよね・・…!もう泣かない!
山崎さん、ありがとう…。」



山崎が歩いて行った方向を見つめ、お礼を言った。
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