幕末咲乱華
華「あ、源ざん・・…。」



源さんこと、井上源三郎は、華のおでこに手を当てた。



源三郎「こりゃ大変だ!かなり高い熱だぞ!」



いつから、そんなに熱が出てたんだ?と思った。
でも、確かに甘味屋から帰って来て部屋に戻ると、急に咳が止まらなくなる上に悪寒がし始めた。

きっと、その時から悪化したんだと悟った。



源三郎「華君、君は部屋へ戻っていなさい。お粥を持って行くから、暖かくして待ってて。」



ね?と優しい笑みを浮かべると、台所へ走って行った。
お母さんみたいだなぁ‥と源三郎の優しさに微笑むと、部屋へ向かってゆっくり歩いて行った。








源三郎「華くーん。お粥持って来たから、ゆっくりお食べ。温かくて美味しそうだょ〜?」


華「ありがどうございまず‥‥、ゴホッ。」



起き上がるのを手伝って貰い、酷い頭痛に耐えながら食べた。
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