幕末咲乱華

☆芹沢鴨 暗殺

9月17日。

とうとう芹沢の暗殺を決行する為の作戦会議が行われた。



土方「芹沢に、たらふく酒を飲ませ酔い潰らす。そこを一気に皆で襲撃だ。」



芹沢は神道無念流の免許皆伝。

酔い潰れた所を数人で殺しに行かないと、逆にこっちが殺されてしまうといった感じにリスク(危険)を伴う。

それ位に強者なのだ。



土方「行動して貰いたい者は試衛館派で固めたい。それは、山南さん・総司・斎藤・左之助、そして俺だ。」



指名された者は皆、¨承知¨と首を縦に振った。

しかし、只1人だけ納得が行かない人がいた。



近藤「俺にも行かせてくれ!局長の俺が行かなくてどうするんだ!!」



土方を眼中に入れながらダンッ!!と畳を拳で思い切り叩いた。
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