幕末咲乱華
華が沖田に向かって走り出した。



華「やぁああ−ッ!!」



沖田は待ってましたとばかりに口角を上げ、天然理心流の平晴眼の構えから踏み込んだ。





“来る!!”





皆、そう思い息を飲んだ…



沖田「やっやっやっ!」



沖田の足拍子3つが1つに聞こえ、三本仕掛けが一本としか見えなかった。

皆、誰もが華は負けだと思った瞬間、華は沖田の竹刀をしっかりと受け止めていた。





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隊士1「なんなんだ?あいつは…」


隊士2「女中だょな。確か、昨夜ヵラの…」





ザワザワと騒がしく成って来た。
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