ВOУ◆ふれんど
「この前は色々…迷惑かけたな……俺はもう大丈夫だから…」
「……………」
瞬のお母さんのことになるとなんて言ったら良いのかわかんなくなる。
黙っているあたしを見た瞬は気を聞かせて…………
「今日は俺に着いてきてくれれば良いから………」
―――――――かっこいい―
瞬がこんなかっこよく見えたの…
初めてかも…………
「なんか……言えよ……」
「あ.ごめん。……今日ゎよろしくお願いします…」
もうちょっと元気に言えば良かったかな…だいぶ後悔;
あたしゎ先にあるきだした瞬の背中を見てた。
―――手…………
つなぎたい。
図々しすぎかな………
「……………南?」
「………………手」
あたしは瞬に聞こえるか聞こえないかくらいの声で言った。