4月1日の告白












「…なら、そばに、居てよ…」












力ないアタシの声が、薄暗い部屋に響き渡った。




―まだ夢も叶えてないくせに。



小学校から続けてきたくせに…

頑張り屋の正なら、絶対できると思ってたよ。



まだ、死んじゃだめだよ…。



アンタ強いじゃんか…


なんで、あんな事故で簡単に離れてっちゃうの?



アタシのそばに居てくれるんじゃないの…??






.
< 117 / 139 >

この作品をシェア

pagetop