4月1日の告白




放心状態のままずっと座っていた。



自分がぼーっとしていることでさえ分からなくて…


頭がはちきれそうで…


行き場の無くなった敬太への想いは宙を彷徨っていた。




チャイムが鳴り…


授業を受け…



その間も頭はカラッポ。




耐えきれずアタシは仮病を使って保健室に行った。




.
< 15 / 139 >

この作品をシェア

pagetop