4月1日の告白
2人の姿が明るい階段に影をつくる。
アタシ、今、とっても幸せだよ…。
これから何があっても正についていこう。
正となら上手くやっていける気がする。
そう信じた。
『ってか…俺次移動教室!!!やっべぇ遅れる!!!
ゴメン先行くな!!!』
「やばっアタシも早く行かなきゃ!!!」
アタシたちはどうやら昼休み全部を使って話し込んでいたようで、
時計はすっかり進んでしまっていた。
それぞれ慌てて走っていった。