4月1日の告白


なにか、嫌な予感がした。



今の平和が崩れていくような…そんな気が、なぜかした。




その日の帰り道…


部活が終わったアタシは思い荷物を担いで家路を急いでいた。



正は今日インフルエンザで学校を休んだらしい。


大丈夫かな…心配。



そんなことを考えながら落ち葉を踏みしめて歩いていると、

突然アタシ意外の人間の足音が聞こえ始めた。



ザク  ザク


ザク ザク ザク


ザクザクザクザク



それもどんどん速くなる。



アタシはいきなりのことでパニックになりそうだったけど、普通の人であることを願って冷静に移動する。



だけどやっぱし怖い!!!!!



試しに、恐る恐る振り返ってみることにした。




「わっ!!!!」












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