4月1日の告白
――今までで、いちばん…
病院を、
“怖い”
と思った。
静かな廊下で、千夏ちゃんとふたり、ソファーに座る。
《手術中》
のランプがはやく消えないかと、何度も見やった。
まだ、状況すら呑めていないのに―
こんなに、不安が押し寄せると
何だか、具合悪く…
「うッ……」
『あすかッ!?』
アタシは、慌ててトイレに走った。
極度の不安で押しつぶされそうになって、吐き気が止まらない。
トイレで激しく吐きながら、泣いた。
―…お願いだから、神様。
やめてよ…
アタシ、もうひとりぼっちになりたくないんだってば…
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