恋うつつ ~“好き”というどうしようもないキモチ~
まちがってるのはあたしのほう!
さっきもセンパイは……、
「よっ! わんこちゃん♪」
……って言ってたたじゃんか!?
誰かとまちがってるワケじゃないんだ!
だけど、どうして、あたしのコト?
訊きたいナ……。
訊きたいっ……。
どうして、あたしのことを知ってるのっ?
「わんこちゃん、どこ行くの?」
訊きたいのは、あたしのほうだったのに、センパイのほうが先に質問してきた。
「えっ……いや、あの、その……映画っ……今から映画を見に行くんです……」
質問しようとしてたところを逆に質問されて、出ばなをくじかれドギマギするあたし。
「へぇ、映画か……。オレ、今ちょっとヒマしてるし、よかったら付き合おっか?」
さっきもセンパイは……、
「よっ! わんこちゃん♪」
……って言ってたたじゃんか!?
誰かとまちがってるワケじゃないんだ!
だけど、どうして、あたしのコト?
訊きたいナ……。
訊きたいっ……。
どうして、あたしのことを知ってるのっ?
「わんこちゃん、どこ行くの?」
訊きたいのは、あたしのほうだったのに、センパイのほうが先に質問してきた。
「えっ……いや、あの、その……映画っ……今から映画を見に行くんです……」
質問しようとしてたところを逆に質問されて、出ばなをくじかれドギマギするあたし。
「へぇ、映画か……。オレ、今ちょっとヒマしてるし、よかったら付き合おっか?」