あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
しかもさらっと言ってるけど『事件』って!


今更ながら、あたしはトンデモナイ2人と家族をやってるんだなぁって事を実感させられる。


「うん。
ちょっとした刑事事件に巻き込まれて、ね。
その後遺症でちょっと生きるの止めかかっちゃった僕の事を緑風は身体を張って助けてくれたんだよ?」


………ヨシ君、すっごい事をサラッと言い過ぎてない?


あたしの心の大部分はヨシ君へのツッコミに傾いていたんだけど。


その一方でヨシ君とみぃちゃんは2人でそういった事を乗り越えちゃったから、アッサリ言えちゃうんじゃないかなって。


そんな風に思ったりしていた。
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